スタイレム瀧定大阪 アウトドア開拓へ機能強化
2025年07月01日 (火曜日)
スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)のm.o.v.e.室は、機能商品の開発・提案を強化する。これまで手薄だったスポーツやアウトドア分野の拡大を図るのが狙いで、同社が得意とするファッション性を組み合わせて独自性を高める。
ファッションと機能の融合でタウンユースの需要も取り込む。
m.o.v.e.室は、ゴルフ分野を中心ターゲットに展開し、前期(2025年1月期)も着実な成長を遂げた。そうした中でスポーツ・アウトドアメーカーからの引き合いが増えてきたとし、機能性の打ち出しに積極的に取り組むことで本格化を目指す。
市場にはさまざまな機能素材が投入されており、独自性で存在感を出す。韓国や中国、台湾、欧州から糸を調達し、日本、韓国、中国の協力工場で製織・編み立て、加工を行う。生産場は適時適品の観点で使い分ける。風合いや色味などのファッション性も加味する。
このほど東京都内で開催した26春夏向けの展示会では、“暑くて長い夏”に対応した高機能商材をそろえた。「エアスレーションプラス」は、UVカットや遮熱性を備えた高通気素材。吸水速乾性とUVカット、接触冷感、防透けなどを併せ持つ「アスレアクト」も並べた。
そのほか、軽量ナイロン生地「アルフィメント」、ポリプロピレンを使った「ピーピーコンポ」などを提案した。機能とは違うが、原料から織・編み、染色まで「GRS」(グローバル・リサイクルド・スタンダード)がつながる「GREEN LOGY」も紹介した。
機能素材は、ファッション分野でも需要が高まっているとし、百貨店アパレルやセレクトショップなどにも積極訴求する。海外にも広げていく方針で、同社の海外拠点と連携して海外の展示会などに出展する。欧米市場の開拓を進めるほか、中国市場や韓国市場にも目を向けている。





