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「インターテキスタイル上海2025秋冬」/「デジタル」「サステ」に焦点/9月2~4日に開催

2025年07月07日 (月曜日)

 【上海支局】生地・副資材の国際見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2025秋冬」が9月2~4日、中国・上海の国家会展中心〈上海〉で開かれる。今回展も「デジタル」と「サステイナブル」に焦点を当てる。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)が主催する「ジャパン・パビリオン」には、36社が出展する。

 最新技術を集めたエリア「デジタル・ソリューション・ゾーン」と、サステイナブルな製品を集めたエリア「エコロジー・ハブ」では、人工知能(AI)や分散型台帳技術を用いたデータ管理システム「ブロックチェーン」、身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる技術「モノのインターネット」などの最新技術の活用を提案。トレーサビリティーの向上や、生産過程の無駄の削減、物流最適化などを訴求する。

 デジタル・ソリューション・ゾーンの関連イベントでは、島精機製作所が横編み製品の3Dデザインシステムを紹介する。

 日系企業はジャパン・パビリオンの36社のほか、東レ、旭化成、伊藤忠商事などの12社が、国際ホールに出展する。