制服のアレンジ方法は?/菅公学生服調査/学校の服装規定も調査

2025年07月08日 (火曜日)

 菅公学生服はこのほど、全国の中学・高校生1200人を対象に、制服の着こなしにおけるアレンジ方法や、通う学校の服装規定などについて調べた。

 学校ではやっている制服のアレンジについて聞いた結果、「スカート丈を短くする」(30・5%)、「ネクタイ・リボンをずり下げる」(13・5%)、「上着のボタンを全て開けて着る」(13・5%)などの回答があった。一方、「特にない」の回答が31・7%あり、最も多かった。

 学校の服装規定で定められているものとしては、「スカート丈の長さ指定」(47・3%)、「靴下の丈・色やデザインの指定」(39・8%)、「スカートの下にジャージをはくことの禁止」(36・0%)、「ベスト・セーターの色やデザインの指定」(32・6%)など、学校ではやっている制服のアレンジを禁止する内容が多く挙げられた。

 このほか、「コート・ウインドブレーカーなどの防寒具の色やデザインの指定」(25・9%)、「マフラーの色やデザインの指定」(11・4%)、「下着の色の指定」(8・4%)など、制服以外の衣類に関する指定もあった。

 性別にとらわれない制服の着用許可についても聞いた。自分が着たいタイプの制服を「着ることができる」との回答は全体で6割を超えた。一方、校則や服装規定で「着ることができない」という回答も1~2割あった。