「ITF東京」/印の精鋭200社が集結/今日から渋谷で開催

2025年07月15日 (火曜日)

 インドのアパレルとホームファッション(HF)の展示商談会「第16回インドトレンドフェア(ITF)東京2025」が、今日15日から東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデンで開かれる。会期は17日まで。

 日印国際産業振興協会(JIIPA)が、インド政府繊維省、駐日インド大使館の特別後援を受け、同国のアパレル輸出促進協議会(AEPC)と共催。ニッセンケン品質評価センターなどが特別協力している。

 今回はアパレル約150社、HF約50社の合計200社余りが出展。このうち約70社が初出展で、これまで出展者が多かったジャイプールに加え、南インドやグジャラート、ムンバイなどインド全土から精鋭が集結する。

 テキスタイルはもちろん、最終製品を打ち出す企業が増加。サステイナブル素材とインド伝統の染め・織り・刺しゅうとの融合、トレンドを加味した企画提案力、高度化した品質と納期管理を生かし、日本市場に合わせて小ロット対応する出展者が増えたという。

 繊維・アパレル向けソリューション「キリコムプラス」の商談支援ツール「セルフピックス」により、言葉の壁を越えたスムーズな商談も後押しする。

 初日午前10時からは、駐日インド大使のシビ・ジョージ氏、インド繊維大臣のギリラージ・シン氏らによるインド繊維産業のセミナーも行われる。