JIOSH+W 日本版「A+A」今日から開幕
2025年07月16日 (水曜日)
労働安全衛生分野における世界最大級の見本市「A+A 国際労働安全衛生展」(メッセ・デュッセルドルフ主催)の日本版となる「はたらく現場の環境展(JIOSH+W)」が、今日から4日間にわたりインテックス大阪で開幕する。
主催はメッセ・デュッセルドルフ・ジャパン。18カ国・地域から104社・団体が参加。ユニフォームや個人保護具(PPE)、アシストスーツ(AS)など最新の製品・技術・サービスが一堂に会する。
A+Aは1954年にスタートし、現在はドイツを中心に開催され、今年は11月4~7日に開催を予定している。これまで海外版は98年のシンガポールを皮切りに、イスタンブール、上海、バンコクなどで開催されており、今回初めて大阪での開催が実現。「未来モノづくり国際EXPO」との同時開催となる。
JIOSH+Wでは、「すべての人が健康で誇りを持って働ける現場環境」の実現をテーマに日本をはじめ、中国、インド、台湾、韓国、ドイツ、米国、英国、イタリア、シンガポール、スイス、スリランカ、パキスタン、香港、マレーシアなどからの出展がある。
展示内容は安全靴やヘルメットといった従来の保護具に加え、ファッション性を重視したワークウエア、健康状態を可視化するセンサー付きウエア、作業支援のロボット技術など、多岐にわたる。企業の労働安全対策やウェルビーイングの推進、SDGs(持続可能な開発目標)実現に関連する技術の展示に関心が集まる。
会期中には、「アシストスーツの最新トレンドと現場での活用事例/フラウンホーファー生産技術・オートメーション研究所」「台湾のグローバル市場への挑戦/A+Aが果たす役割」といったセミナーも開かれる。
日本からヤギ、帝健、空調服、辰野、TSデザイン、日清紡テキスタイル、マック、モリトアパレル、イマジョー、おたふく手袋、カネカ、クラボウ、ニッケなどが出展を予定している。