NEDO/バイオもの作り研究加速/繊維資源循環など新規5件採択
2025年08月07日 (木曜日)
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6日、「バイオものづくり革命推進事業」の新たな研究開発テーマとして「繊維to繊維の資源循環構築の実現に向けた研究開発・実証」など5件を採択した。内容については参画企業との調整が付き次第近く公表予定。
繊維to繊維の資源循環構築研究には帝人フロンティア、クラボウ、東レ、日清紡テキスタイル、ニッケ、公益財団法人地球環境産業技術研究機構が参画予定。
バイオものづくり革命推進事業は、未利用資源の収集・原料化や製品の生産・分離・精製・加工技術、社会実装に必要な制度や標準化などを一体的に支援するのが特徴。これまでに計14件の研究テーマを採択している。
今回採択されたほかの研究テーマは、「廃プラスチック資源のバイオリサイクルの実現」「農業の未利用資源を活用した多機能性油脂等生産の研究開発・実証」「セルロース糖からの機能性化学品生産の実証」「未利用原料を用いた油脂産業構造転換に寄与するバイオものづくり技術の開発と実証」。