繊維ニュース

COMMOS PROJECT/畳の現在地を伝える/東京で展覧会開催

2025年08月08日 (金曜日)

 畳という日本文化を再発見し、未来へつなぐことを目的に設立されたCOMMOS PROJECT(コモスプロジェクト)は、28~31日、スパイラルガーデン(東京都港区)で展覧会「いま畳を語るとき」を開く。空間を作る建築家やデザイナーを招き、畳の構成要素を一つ一つひもときながら、素材の組み合わせによって広がる表現の自由度や、作り手たちの知恵と工夫を紹介することで“畳の現在地”を伝える。

 出展は、萩原▽キビ▽東海機器工業▽川島織物セルコン▽山中産業▽カンベ▽大建工業▽トクラ▽積水成形工業▽髙田織物▽カネカケンテック▽光洋産業▽デュポン・スタイロ▽JSP▽宮里経糸▽トクラテックほか140以上の企業や団体、自治体。

 展示は三つの区域に分かれる。エデュケーションエリアは、伝統的な素材である畳の歴史や構成部材の説明パネル、触れることのできる畳関連素材の見本を展示し、改めて畳の特徴と仕様を伝える。

 インスタレーションエリアは、32畳の畳の小上がりを設置した。さまざまな種類の畳表を張り分けたほか、異なる素材の畳床も数種類用意する。手触りや座り心地の違いを体感できる。イ草を用いたワークショップイベントの会場としても使用する。

 家具展示エリアは、国内外のアーティストやデザイナー、職人による畳表、イ草を使った家具や、畳の上で使用する家具などを展示する。床材としての用途だけにとどまらない、畳の可能性を紹介する。