だからこの仕事が好き㉒/スタイレム瀧定大阪 経営企画本部経営企画室広報担当 田中晴子さん

2025年08月29日 (金曜日)

「大好きな会社」を全力発信

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)の田中晴子さん(30)は、父親の仕事の都合で5歳から8歳まで米国ロサンゼルスで過ごし、自然に英語を身に付けた。「英語が生かせれば業種は何でもよかった」と就職活動し、「一番人間性を見てくれた会社」と感じた同社に入社する。まずは欧米販売課に配属され、その後、製品OEMの課に異動。輸出から輸入、生地から製品への変化に戸惑いながらも時にメールなどで英語力を発揮しながら前向きに仕事をこなした。

 「会社のためにもっと人と接する仕事がしたい」と社内公募に手を挙げ、2024年5月、経営企画室へ異動した。「会社のため」というのは、「こんなに面白くて魅力的な人間が集まっている会社はたぶん他にない」と思うからだ。

 入社して今まで、さまざまな社内の人間と接してきた。広報業務は「想像をはるかに超えて難しい」と感じているが、やりがいは増すばかり。「毎日が勉強であり、楽しい」。メディア対応、イベントの企画、講演のサポート、プレスリリースの配信などさまざまな業務を受け持っているが、社内報の作成・発信はもはやライフワークの一つ。

 テーマを設けながら社員に取材し、社内に「スタイレム瀧定大阪」を発信する。「人と接したい」という念願がかなっている。

 そこで得たのが個々の社員の「面白さと魅力」であり、会社への信頼だ。「瀧定らしさを重視しつつ、とことん人を大切にする社風」を感じる。「社員を間違った方向に導いていく人ではないという確信がある」と瀧隆太社長に全幅の信頼を寄せながら、「人として曲がったことを絶対にしない人がトップにいるのは、社員にとってとても幸せなこと」と感謝があふれる。

 人間味のある個々の社員と、それを尊重する社風。大好きになった会社をもっと社内外の人に知ってもらいたい。それが田中さんの目下のモチベーションだ。

 社員、仕入れ先、販売先、株主、メディア、学生、地域――。全てのステークホルダーに「もっとスタイレムのことを知ってもらって、好きになってほしい」。社内には社内報をフルに活用し、社外にはリリースや取材対応で「スタイレム瀧定大阪」を発信する。そんな毎日が充実している。「結婚もしたいし子供も絶対にほしい。でも、可能な限りこの会社で働き続けたい」と考えている。

(毎週金曜日に掲載)