豪大陸横断で支援チーム優勝/テイジン・アラミド
2025年09月03日 (水曜日)
帝人グループのテイジン・アラミドが支援する蘭デルフト工科大学ブルネル・ソーラーチームが、このほど開催されたブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)において、オーストラリア大陸を横断するチャレンジャークラスで優勝した。
同チームが製作したソーラーカー「Nuna13」には、ブリヂストン製ソーラーカータイヤが装着され、そのベルト層にテイジン・アラミドのパラ系アラミド繊維「トワロン ネクスト」が補強材として採用されている。
トワロン ネクストは、サーキュラー原料を含む持続可能な高性能素材であり、今回のBWSCが自動車分野で初の実用化事例になった。
Nura13は160キロと軽量で、車内の運転席周辺にはトワロン製の生地を用いた難燃性保護シートが設置され、強度、熱安定性、軽量化による安全性の向上に貢献している。