ごえんぼう
2025年09月04日 (木曜日)
小池百合子環境相(当時)が2005年に提唱した「クールビズ」が20年を迎えた。会社員のノーネクタイ姿も定着し、現在では生地の機能性を高めたシャツやジャケットが登場している▼婦人服では半袖ジャケットも定着した。接触冷感や遮熱効果のある生地で作り込み、家庭洗濯もできる。たっぷりとしたシルエットで羽織り感覚で着用可能だ。一方、紳士服でも半袖ジャケットが店頭に並んでいる▼筆者はやや抵抗がある。第二次オイルショック時に提案された「省エネルック」を想起させるからだ。当時は小学生だったが、何となく「バランスが悪い」と思っていた▼先日、あるブランドの展示会で広報担当の男性が半袖ジャケットを着ていた。似合っていたので話を聞くと「軽くて楽だし、着心地も良い」とのこと。ショーツとのセットアップを勧められたが、丁重に断った。意固地だが、長袖ジャケットにこだわりたい。