往来
2025年09月18日 (木曜日)
「旧カネボウの時よりもやりやすいのではないか」と話すのは、セーレンの川田達男会長。ユニチカから承継する繊維事業の再生について行った会見で見通しを示した。旧カネボウから引き継いだ繊維事業は「スケールが大きく、セーレンとの一体化は簡単ではなかった」と振り返った上で、ユニチカ繊維事業の買収は「中身が精査できてきたし、(ユニチカ側の)従業員も前向きに考えてくれている」とした。川田会長の頭の中には、新会社の社名も浮かんでいるよう。再建に向けて、今回も手腕に期待がかかる。