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2025年09月19日 (金曜日)

〈「未来のファッション」発表/大阪文化服装学院〉

 服飾系専門学校の大阪文化服装学院(大阪市淀川区)は23~29日に大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」で、大阪・関西の企業と学生が共創した「未来のファッション」作品を展示する。

 この展示は、大阪商工会議所と協同組合関西ファッション連合が主催する「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」の一環で、大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」内での取り組みの一つとなる。

 展示は「“ハダカじゃいられないから”チェンジファッション」をテーマに、企業17社が4チームに分かれて企画を進め、同校はそのうちの2チームに参加。スーパーデザイナー学科とファッション・クリエイター学科の学生が企業と協働して作品を企画・制作した。

 同校が関わったのは、太洋商店、北高、丸十、ロイスエンタテインメントによる「恋」をコンセプトにした「ビリビリゾーン」と京都紋付、三恵メリヤス、吉村解体による「1枚から97億人へ」をコンセプトとした「クルクルゾーン」の2作品。

 各協働企業から提供された素材やデザインを学生が独創性を生かして作品化した。

〈体験型催事に出展/三菱ケミカルグループ〉

 三菱ケミカルグループは、大阪・関西万博EXPOメッセ屋内展示場「WASSE」南ホールで23~29日に開催される体験型催事「サーキュラーエコノミー研究所」に出展する。同催事は「科学漫画サバイバル」シリーズと協業し、循環経済(サーキュラーエコノミー)が学べる企画や展示が行われる。

 同社は、「プラスチックの価値ループをつないでいく」をテーマに取り組みを紹介する。具体的には、飲料ボトルラベルの水平リサイクル(フジシールと協業テーマ)、アクリル樹脂のケミカルリサイクル、食品の品質保持を可能にするガスバリア性プラスチック、「クリンスイ」の浄水器を展示する。