スタイレム瀧定大阪 多様な角度で顧客対応
2025年10月15日 (水曜日)
スタイレム瀧定大阪の第一事業部は、多様な角度からの取り組みによって、より多くのニーズに対応する。備蓄販売機能はもちろん、開発力を生かした生地の展開で国内ブランドの要望に応じる。ODM製品の提案も強化する方針で、生地と製品の両部隊で連携の深化を図っている。
同社はこのほど、テキスタイルの「26―27秋冬商談会」を東京都内で開催した。従来の打ち出しに加え、今回は先に東京都内で開いた新テキスタイル展「創織展」の成果も披露し、同展で特に評価が高かった生地を展示するコーナーを特別に設けた。
創織展コーナーでは、シルク80%・ウール20%混で、薄さや軽さ、ハリ感を付与した生地を並べたほか、別の染色・加工をした後に近江晒加工を施した生地、フロッキー後に洗いをかけたデニム、低温で処理するコールドマーセライズ加工の生地などを展示した。
そのほか、小塚毛織との合弁会社であるカナーレで生産する生地なども紹介した。同社は、世界的にも希少とされるションヘル織機を使ったモノ作りを行っている。展示会では、ひも状に割いた布を織り込んだ裂き織りも展示した。
これらの生地は、基本的に別注で生産する。「小ロット生産にも対応する。日本のクリエーター育成の一助になれば良い」としたほか、高い評価を獲得している生地は「プルミエール・ヴィジョン パリ」などにも出展し、「欧州のトップメゾンにも提案する」としている。
製品対応では、これまで第二事業部だった81課を第一事業部に移管し、社内連携深化によるODMの強化を図っている。第一事業部各課の生地を使った婦人セットアップなどを主力アイテムに、提案強化を図っていく。ベトナムでの縫製が主体。81課移管によるODM強化は「順調なスタートを切った」とする。
大阪展は、15、16日の両日に大阪市浪速区のホテルモントレ グラスミア大阪で開催する。





