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東レのユニフォーム事業/全国3都市で総合展/次世代に向けた最新素材披露

2025年10月17日 (金曜日)

 東レは10月下旬から11月上旬にかけて東京、大阪、福岡の3都市で「東レユニフォーム総合展」を開催する。安全性や快適性に焦点を当てた次世代の最新ユニフォーム素材を多数披露する。

 今回の総合展では、リサイクル原料使用素材「&+」(アンドプラス)や植物由来原料使用素材「エコディア」、快適性に優れるストレッチ素材「ライトフィックス」、独自の複合紡糸技術「ナノデザイン」、独自の仮撚り糸による清涼素材「シャミラン」など、作業者の安全性と着用時の快適性を重視した素材群を提案する。

 近年の酷暑長期化で関心が高まる暑熱対策素材に力を入れ、遮熱性、通気性、吸汗速乾性など機能を一段と強化した。また、循環型社会の実現を目指し、リサイクル素材や植物由来素材を使用したユニフォーム事業の構築にも力を入れる。

 東京展は22~24日まで東レ本社(東京都中央区)、大阪展は30~31日に東レ大阪本社ビル(大阪市北区)、福岡展は11月11日に福岡天神ビル(福岡市)で開催する。