繊維ニュース

カナーレジャパン設立披露会/設立の思いや背景語る

2025年11月04日 (火曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)と小塚毛織(愛知県一宮市)による合弁会社、カナーレジャパン(同)の設立披露会では、糸編(東京都台東区)代表の宮浦晋哉氏によるインタビューがあり、小塚毛織の小塚康弘社長とスタイレム瀧定大阪の瀧隆太社長が質問に答えた(一部既報)。

 宮浦氏が足立聖氏(カナーレ社長)の生地について問うと、小塚社長は「普通の生地とは一風変わっており、温もりがある。自分が前職で初めて売った生地が足立さんのものだった」と振り返った。

 スタイレム瀧定大阪との合弁については、「自社でシャトル織機の技術継承を進めていたが、職人は80歳代と高齢化が進んでいた。残された時間が少ない中、協業で継承の速度を早めたかった」と強調した。

 宮浦氏は瀧社長へも足立氏が作るファンシーツイードについて聞いた。瀧社長は「初めて見た時に、これは協業するべきだと思った。こうしたモノ作りを知らずして生地の会社とは言えない」と語った。

 シャトル織機は生産性が低く、どのようにビジネスにつなげるかという問いに対しては、「そこは商売人として知恵の働かせどころ。当社の営業ネットワークを活用して、継続していけるだけの収益性を生み出したい」と述べた。