繊維ニュース

スタイレム瀧定大阪/綿花栽培の有機化支援/普及阻む解決策を訴求

2025年11月13日 (木曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)はこのほど、ポルトガル・リスボンで開かれた「テキスタイルエクスチェンジカンファレンス2025」に参加し、インドの綿花農家のオーガニック農法への転換を支援し、環境負荷の低減と労働環境の改善を目指す独自の取り組み「オーガニックフィールド」を訴求した。

 同カンファレンスは、繊維、アパレル業界全体における気候と自然にプラスの影響を与える活動を推進する国際非営利団体、テキスタイルエクスチェンジが主催する年次会議で、アパレルブランドやイノベーター、農家、学識者らが一堂に会し、気候変動に関連する課題と解決策を検討するもの。

 スタイレム瀧定大阪は今年4月から同団体に加盟しており、今回はブース出展を通じてオーガニック綿の普及を阻む課題や解決策となる取り組みについて訴求した。

 世界で生産される綿花のうち、オーガニック綿は1・4%しかなく、その背景には、3年間はオーガニック認証が得られないという障壁がある。またオーガニック化には、土壌の健全化や化学物質の排除など、多くの手間と時間がかかる。この期間中に収穫される綿花をスタイレム瀧定大阪が全量買い取り、農家の挑戦を後押しするのがオーガニックフィールドの趣旨。

〈DtoCブランドで初の常設ショールーム〉

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)が運営する、生地へのこだわりとテーラー監修のデザインで話題のDtoCブランド「+CLOTHET」(クロスクローゼット)は、東京・代官山エリアにブランド初の常設ショールームを22日に開設する。

 営業時間は正午から午後7時で、火、水曜日が定休日。東急東横線の代官山駅や山手線、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅から徒歩6分の立地。店舗での販売は行わないが、さまざまなアイテムを試着できる。購入はオンラインストアで可能。

 オープンを記念して「スビンプラチナムフライスタンクトップ」のノベルティやスペシャルドリンクを用意する。