TTS 高度化や新領域への挑戦
2025年11月14日 (金曜日)
国内の繊維産地が、停滞する衣料品需要に対応すべく自らの特性を再定義し、深耕を進めている。今日14日まで開催中の東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で開催中の総合素材展「東京テキスタイルスコープ」(TTS)では、各地の産地企業が独自素材の高度化や新領域への進出など需要開拓に挑む姿が際立つ。加えて、規模の小ささや特殊性といった課題を補うため、産地間・企業間の協業体制を強化する動きも活発。伝統技術の磨き込みと連携による価値創出の両輪によって、難局への突破口を開こうとしている。





