帝人フロンティア「エコペット」/30周年記念し特別展/歴史や未来の可能性紹介
2025年11月20日 (木曜日)
帝人フロンティアは、リサイクルポリエステル「エコペット」の発売30周年を記念した特別展「『ECOPET』EXPO2025」を、今日20日まで東京都渋谷区のルミネ ゼロで開催している。エコペットの糸やわた、生地、製品の展示に加え、歴史や未来への可能性などを紹介している。
展示会テーマは「循環する未来を紡ぐ30年」。30年にわたる歴史を説明するほか、用途の広がりを製品や素材で見せる。素材・製品では、天然繊維のような外観の「トリクシオン」や異形中空断面の「オクタ」などのほか、エコペット販売当初から採用されている水切りごみ袋も展示されている。
そのほか、独自のリサイクル技術の紹介、機能性が実験機で体感できるコーナーも設置する。芸能プロダクションのLDH JAPANや大阪モード学園との取り組みも披露。20日午後2時からは同社平田恭成社長と建築家・永山祐子さんによるトークセッションが行われる。
エコペットは1995年に誕生。ペットボトルを原料としたマテリアルリサイクル繊維でスタートし、2000年に繊維などを原料としたケミカルリサイクルポリエステル「エコペット プラス」の展開を開始した。両ブランドは20年に「エコペット」に統一された。





