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「AFF・東京2025秋」/個性あふれる提案目立つ/初出展企業の姿も

2025年11月25日 (火曜日)

 中国などのOEM・ODM企業が一堂に会した展示会「AFF・東京2025秋」が、3日間の会期を終えてこのほど閉幕した。今回で46回目を数えたが、初出展の企業も見られるなど、新鮮味が感じられた。機能や環境配慮、小ロット、短納期などで日本企業の要望に応えたほか、個性あふれる提案も目を引いた。

 横編み製品を主力とする重慶宝トウ針織品は、今回が初出展。2017年設立の同社は、約200台の編み機を自社で保有し、横編み専業では「重慶市で最大規模を誇る」と話す。工場スタッフは約300人で、リンキングや洗い・仕上げ、検品も自社一貫で行っている。

 婦人、紳士、子供とオールアイテムを手掛ける。元々日本向けを主力としてきたが、近年は欧米向けが増えていた。日本向けを復活するために出展を決めた。強みは生産能力と一貫生産によるスピード感とした。価格も融通が利くと言う。

 汕頭偉隆紡績・アパレルも初めての出展だった。セーターやカーディガンをはじめとする横編み製品を主力とし、ハンド刺しゅうも得意としている。糸から自社で一貫生産しているのが特徴で、再生ポリエステルを使った糸や意匠糸の販売も行っている。

 継続出展しているイ坊淳和服飾は、日本でも人気が高いリカバリーウエアなどの機能性衣料品を紹介した。トルマリンを応用することで高い遠赤外線放射率を実現し、効果も持続すると話す。そのほか、気化冷却や調温機能を付与した衣料品を紹介した。

 小布塗塗文化創意〈大連〉股フンCSTOWNも継続して出展している企業で、チアユニフォームやラインストーンを使ったシートを提案した。社内にデザインチームがあり、顧客の要望に合ったデザインの提案も可能。チーム用の靴やかばんの提案もできる。