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2025年11月27日 (木曜日)
「譲渡対象となった事業の従業員に対しては、感謝の言葉しかない」と話すのはユニチカの藤井実社長。事業再生計画に基づき、繊維分野を中心に事業譲渡が進んでいるが、当初は事業譲渡・撤退に伴い追加の経過損失が発生すると予想していた。ところが実際の経過損失は想像より少なかった。「譲渡対象となっている事業の従業員が、本当に責任感を持って業務を頑張ってくれた」と振り返る。繊維業界きっての名門企業の誇りは、まだ従業員から失われていない。