往来

2025年12月08日 (月曜日)

 「利益が上げられるモノが残っている」と話すのは、東レの大矢光雄社長。日本では、合繊メーカーの構造改革が実行され、会社再編も進んでいる。同社は、三大合繊を保有しており、全領域で事業を展開する国内唯一の会社になった。現在のやり方を続けるのかどうかと問われ、「投下資本と収益性を“見える化”して事業に当たっている。立ち行かなくなれば縮小・撤退は考える」としつつ、「当社の繊維は、総合力で勝てる商品がそろっている。コモディティー商品でも利益が確保できる」と強調した。