繊維ニュース

麻原料紙皿の採用進む/スタイレム瀧定大阪

2025年12月11日 (木曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)が展開する国産のヘンプ(大麻)を原料とする紙の器ブランド「asanoha」(アサノハ)の採用が広がりを見せている。生分解性が脱プラを志向するホテルや飲食店から高い評価を受ける。

 木材パルプと麻パルプを原料とした植物由来100%の紙の器。栃木県のヘンプ栽培農家と提携し、繊維に使われる表皮部分ではなく、茎の部分を使用する。「日本を感じる紙の器」をコンセプトに紙皿やちょこを展開している。

 高価格ながら、屋外でのホテルウエディングの際の皿や、かき氷の皿など、プラスチック代替として採用が進んでいる。回収してトイレットペーパーなどに再生する取り組みも進めており、これまで約2年の間に累計500キロを回収した。

 今後は認知度向上に努めるとともに、海外販売にも力を入れる。現在の販売は公式オンラインショップのみ。