JAXAから感謝状/クラレ
2025年12月12日 (金曜日)
クラレはこのほど、国際宇宙ステーション(ISS)搭載のCALET実験への貢献に対して宇宙航空研究開発機構(JAXA)から感謝状を贈られた。
同社は、早稲田大学理工学術総合研究所とJAXAが実施するCALET実験に放射線検出用素材「プラスチックシンチレーションファイバー」(PSF)を提供している。PSFを使用した検出器が長期にわたり安定的に性能を発揮しており、実験の発展に寄与したことが評価された。
CALETは、世界で初めて宇宙空間におけるテラ電子ボルト領域の高エネルギー電子を精密観測できるカロリメータ型検出器。2015年にISSに打ち上げられ、日本の研究棟「きぼう」の船外プラットフォームに設置され、10年にわたって安定した観測を続けている。
このほど行われた早稲田大学理工学術総合研究所とJAXAによる「国際宇宙ステーション搭載CALETによる観測10周年記念シンポジウム」で感謝状が贈られた。





