シリーズ事業戦略/東レ
2025年12月22日 (月曜日)
一貫“型”が強さに
東レは、2026年度(27年3月期)から新たな中期経営課題をスタートさせる。沓澤徹専務執行役員繊維事業本部長は「成長戦略と構造改革を同じ熱量で取り組むという大きな方向性に変わりはない」と話す。引き続き繊維事業としての“勝ちパターン”を追求する考えだ。これまでも繊維事業に積極的に経営資源を投入してきたことに加え、「外注も含めてサプライチェーンを構築することで原糸からテキスタイル、縫製まで対応する一貫“型”の事業運営が当社の強みになっている」と指摘する。





