ごえんぼう

2026年01月06日 (火曜日)

 「草津」と聞いて何が思い浮かんだだろう。出身や住まいによって異なると思うが、関東地方では「温泉」、近畿地方では「滋賀県」と答えるのではないか▼全国では「温泉」が優勢か。滋賀県草津市は、群馬県の草津温泉と間違われることが多いとし、「温泉ないけどいいとこ草津」プロジェクトを発足した。草津市観光物産協会は、サイトに〈滋賀県草津市に草津温泉はございません〉と明記する▼プロジェクトから生まれたご当地キャラ、おんせんどろぼうが人気を集める。趣味は「どろぼうすること」と穏やかではないが、見た目は愛くるしい。公式ホームページが用意されており、グッズ販売も好調なようだ▼自虐ネタが受けることはあるが、逆境をチャンスに変えた一例と言える。生みの苦しみはあったと思うが、企画に携わった担当者は楽しかったのではと推察する。少しうらやましい。仕事が楽しいと言える1年にしたい。