日本紡績協会/新たな産業価値定着へ/リサイクル繊維のJIS化推進
2026年01月06日 (火曜日)
日本紡績協会は2026年、国際市場で選ばれ続ける産業基盤づくりを加速する。紡績業界が長年培った「高品質」「技術力」「誠実なモノ作り」を軸に、環境・人権への配慮や供給網の透明性確保といった新たな産業価値の定着を目指す。有地邦彦会長(大和紡績会長)は、「日本の繊維産業が持つ力を国際市場で発揮し、持続可能な成長と価値創造を実現していく」ことを最重要テーマに掲げる。
中でも環境対応は、企業の競争力を左右する重要な要素となった。欧州などの規制強化を背景に、リサイクル素材の導入が着実に広がる中、再資源化に加え、生産プロセスの見直しにも注目が集まる。
こうした流れを受け、同協会は羊毛産業協会や経済産業省の支援の下、リサイクル天然繊維のJIS(日本産業規格)化を進めている。「日本の技術を世界標準として確立する重要な一歩」と位置付け、ISO(国際標準化機構)化も見据える。リサイクル繊維の品質と信頼性を高め、環境配慮型素材の普及を後押ししていく。





