インナーダウン「タイオン」/中国内販を急拡大/26秋冬は素材で差別化
2026年01月07日 (水曜日)
【上海支局】D.O.N(名古屋市中区)が展開するインナーダウンブランド「TAION」(タイオン)が、中国内販を急拡大させている。セレクトショップへの卸売り拡大などで、25秋冬の売り上げを前年同期比約2・5倍に急伸させた。ブランド設立10周年を迎える26秋冬では、カシミヤなどの差別化した素材使いで商品力を強化し、さらなる成長を図る。
2021年から伊藤忠繊維貿易〈中国〉(ITS)と協業し、販売から物流、プロモーションまでを委託する形で内販を本格化した。現在の中国国内の卸売り先は、全国のセレクトショップ約60店まで拡大しており、この2年間で倍増した。
取扱店の増加に加え、期間限定店の積極出店で認知度向上を図っている。期間限定店は現在、6都市・10店舗で、3~5カ月の長期スパンで開催している。「いずれも予想を上回る売り上げを記録している」と、石橋彬光・海外セールスマネジャーは話す。
ブランド全体の売り上げは、日本7割、海外3割となり、海外比率が上昇している。その海外売り上げのうち、約35%を中国内販が占めている。
10周年の節目となる26秋冬は、多方面から商品力の強化を図る。カシミヤなどの新素材の投入や既存品番のアップデートを行うほか、他ブランドとのコラボレーションも計画している。





