ごえんぼう

2026年01月08日 (木曜日)

 昨年12月、パスポートの更新手続きを調べているとオンライン申請を促された。現時点で有効なパスポートからの更新は戸籍謄本や住民票の提出も必要ないらしい▼あの煩雑な手続きが簡略化されている。10年前の更新時には「面倒だな」と思ったが、住基ネットで担当者が調べてくれる。あっという間にパスポート交換用の書類が出来上がった▼数日後、窓口に行くと交換の行列は皆無。10年前は1時間以上待たされたが、何とも拍子抜けした。12月といえば冬休み前の繁忙期と思われる。最近はどうも違うらしい▼日本人のパスポート取得率は新型コロナウイルス禍や円安で減少が続き、主要7カ国(G7)で最低の17・8%。この数字を実感した。日本旅行業協会の統計によると、米国の保有率は5割、韓国は4割、台湾は6割に上る。日本人の内向き傾向は年を追うごとに強まっている。円安改善、経済の浮揚を切に願いたい。