豊島・浜松支店 輸出・EC・備蓄機能を強化
2026年01月13日 (火曜日)
豊島・浜松支店(浜松市)は生地開発ならびに販売の重要拠点として機能を果たす。海外にも販路を持つ十部一課との連携を深め、輸出を強化する。電子商取引(EC)で生地や副資材を扱う「テキスタイルネット」では利便性を追求する。生地備蓄販売の「HTシリーズ」は、機能を付与した生地の品ぞろえを増やす。
浜松支店を統括する十部の湯田章一郎部長は商況について「中国産生地や、それらを使用した縫製品の利便性に押されている」と話す。その中で「遠州発のモノ作りや、この地域でしか生み出せない商材に価値を見いだす販売先も増える」とした。モノ作りへの意識が高まる中、独特な生地の風合いや顔つき、肌触りの快適さなどを追求した生地で差別化を図る。
生地輸出では、欧米に顧客を持つ十部一課を中心に、社内での連携は欠かせない。欧米向けの訴求を強化する一方で、中国向けの開拓も進めている。豊島国際〈上海〉と協業し、販路形成と深耕を図る。新販路形成と共に進めるのが、ファッション以外の分野への訴求だ。素材部門を担当する近藤裕幸執行役員は「産業資材や車両向けなどの販路開拓も狙う」との方針を示す。
テキスタイルネットでは販売量が増えている。顧客分析を精力的に行い、蓄積したデータなどを生地選定の利便性に反映していく。豊島と国内の生地商社など約20社が扱う生地・副資材・型紙などおよそ6千品種の商材を販売している。適切かつ快適な生地選びの助けとなる機能を追求する。
生地備蓄販売「HTシリーズ」では定番的な綿混織物を軸に、ユニフォームや雑貨向けにも適した生地をそろえる。難燃性、伸縮性、透け防止、帯電防止といった機能を持つ生地も収録するなど、品ぞろえの幅を広げて顧客の満足度を高める。





