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日本不織布協会/会員の知恵を借り発展/人材育成にも力入れる

2026年01月14日 (水曜日)

 日本不織布協会は9日、大阪市内のホテルで、関西地区賀詞交歓会を開いた。米澤秀次会長(倉敷繊維加工社長)は「各種活動を通じて共有化できる情報の交換や国内外の展示会に出展できる場の提供に取り組む」と2026年の抱負を語った。さらに若手育成プログラム「ANNA塾」を通じて、人材育成にも力を入れる考えを示し「会員企業の知恵を借りて、業界の発展を目指す」と述べた。

 米澤会長は24年に下げ止まり感があった国内の不織布生産量が「25年は再び減少に転じ、前年比で約5%減少するなど厳しい年だった」と25年を振り返る一方、不織布は製法や用途で違いがあり、一つの事象で全体を捉えるものではないとも指摘。多岐にわたる用途展開の強みを強調した。

 賀詞交歓会には302人が出席し、新会員で、工業用紙販売の大八洲(大阪市西区)、NBセーレン(愛知県岡崎市)、不織布加工のオオバ(愛知県豊橋市)が紹介された。

〈不織布は中核事業/NBセーレン〉

 ユニチカの岡崎事業所を承継し、1月1日付で発足したNBセーレンの結川孝一社長は新会員として、あいさつし「スパンボンド不織布は岡崎事業所の中核であり、事業を継続するともに、できれば成長させたい」と意欲を示した。そのためにも「セーレンが持つ技術を生かし、顧客が120%満足できる商品の提供を目指す」と語った。