ごえんぼう

2026年01月20日 (火曜日)

 〈全国一般/風ノ向キハ定マリナシ/天気ハ変リ易シ/但シ雨天勝チ〉。日本初の天気予報だ。かなり大ざっぱだが、発表されたのは1884年。仕方がないか▼それから140年以上が過ぎ、天気予報の精度は大きく向上した。1959年の気象庁によるコンピューターシステムの導入、それに続く70年代の気象衛星の打ち上げが契機の一つだった。現在、降水有無の的中確率は85%前後という▼気象予報士の天達武史さんによると、予報の精度はコンピューターのシミュレーションと予報官の判断が決め手。今ではさまざまな天気予報アプリが登場しているが、天達さんは気象事業者運営のアプリがお薦めと話した▼ネットやアプリによって天気の情報はいつでも分かるので、よく利用する。その分、空模様を見て自分で考えることが少なくなった。夕焼けを目に「明日は晴れるかな」とひと息つく瞬間も減った気がする。少し寂しい。