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心・血管修復パッチが大臣賞/帝人など

2026年01月20日 (火曜日)

 帝人と福井経編興業(福井市)、大阪医科薬科大学が共同で開発した心・血管修復パッチ「シンフォリウム」が、第8回日本医療研究開発大賞「健康・医療戦略担当大臣賞」を受賞した。産学官連携による製品化、小児医療機器開発での先導的役割への期待感などが受賞理由となった。

 同賞は、医療分野の研究開発の推進に大きく貢献した事例をたたえるもので、研究者などのインセンティブの向上を目的に2017年度から設けられている。中でも健康・医療戦略担当大臣賞は、特に顕著な功績が認められる事例に対して授与される。

 シンフォリウムは、先天性心疾患の手術で使用される医療機器。外科手術後に生じる材料の劣化や成長に伴うサイズのミスマッチといった課題の解決が期待されている。