繊維ニュース

東レ「ウルトラスエード」/ポルトガルにショールーム/縫製事業も開始

2026年01月21日 (水曜日)

 東レは、ポルトガルに人工皮革「ウルトラスエード」のショールーム兼ストック販売拠点を開設する。スウェーデンに所在を置くグループ会社のエアバッグ縫製拠点「Alva Confeccoes(アルバ)」内に設置し、同拠点の設備を用いた縫製事業も開始する。ウルトラスエードの縫製事業は初めて。

 アルバは、1965年にポルトガルで設立された縫製専門会社で、欧州における東レグループのエアバッグの重要拠点として機能している。今回の新拠点の開設によって、現地のインテリア・家具業界向けを重点ターゲットとしながら、ファッションや雑貨、家電、自動車業界への提案力も高める。

 また、縫製事業によって欧州市場に向けたストックオペレーションを迅速化するとともに、裁断・縫製まで一貫したサプライチェーンの構築を目指す。生産アイテムは、インテリア・家具、ファッション関連が中心になる見込み。

 ショールームの空間デザインは、ポルトガル出身と日本出身のデザイナーデュオが担当した。2人の文化的背景を生かし、ウルトラスエードの柔らかな風合いと高い機能性を引き立てる洗練された展示空間を創出した。