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ワークウエアメーカー/難燃作業服を訴求/安全性とデザイン性備え

2026年01月26日 (月曜日)

 複数のワークウエアメーカーは、火花や火の粉が発生する溶接や鋳造などの職種に向け、難燃作業服の提案を強化している。26春夏に向け、難燃カテゴリー商品の充実を図る。

 TSデザイン(広島県福山市)は同社としては初となる難燃ユニフォームを打ち出す。ジャケットの「3916」、ダブルニーパンツの「3912」ともに、綿100%生地に難燃加工を施した「FRストレッチツイル」を採用する。JISの「JIS T8130火炎に対する防護服」の規格に適合する。綿素材ながらも、横方向に約9%のストレッチ性を持つ。

 企画段階では、広島県内の船体ブロックメーカーの社員に約3カ月着用してもらい、テストも実施。昨年12月に大阪市内で開いたプレ展示会や、13~16日に実施した本社展示会ではテストで着用された製品も並べて訴求した。

 村上被服(同府中市)は難燃・防炎加工を施した綿100%のワークウエアをそろえる「HONO」(ホノー)ブランドを展開する。耐炎や耐熱、制電など日本防炎協会が定める基準に適合し、高い水準の難燃性を誇る。

 26春夏では電動ファン(EF)付きウエアで、両脇下部分にファンを配するサイドファン、背中部分にファンがあるミドルファンタイプを投入する。併せて、高い難燃性を持ちつつもソフトな風合いを持つハイネックタイプの長袖シャツも加えた。

 以前からジャンル特化型の商品開発に力を入れているAsahicho(同)も、秋冬向けの商品を春夏向けに落とし込んだ難燃タイプのウエアを提案する。素材に加え、デザインも重視した。

 難燃長袖Tシャツを発売するのは桑和(岡山県倉敷市)。生地にはクラボウの防炎素材「ブレバノプラス」を採用する。綿と防炎性に優れたモダクリル繊維を混紡した素材のため、綿の肌触りと、防炎機能を兼ね備える。不快な臭いを軽減させるデオドラントテープを施すなど機能性も高めた。幅広いサイズ展開で男女問わず着用できる。