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ユニチカ/手塗り可能なポリウレア樹脂を開発

2026年01月26日 (月曜日)

 ユニチカはこのほど、手塗りが可能な高強度・高伸度コーティング剤である無色透明ポリウレア樹脂を開発した。28~30日に東京ビッグサイトで開催される材料展示会「新機能性材料展2026」でも披露し、土木・建築分野などへの提案を進める。

 ポリウレア樹脂は従来、2液混合後の反応が早いため、塗布には専用の吹付装置が必要だった。これに対してユニチカは反応速度をコントロールすることで、特殊な装置を使わずに手塗りが可能な無色透明ポリウレア樹脂の開発に成功した。

 独自のポリマー技術により、無色透明では難しいとされてきた高伸度も実現している。高い耐薬品性も兼ね備え、意匠性を損なうことなく高強度な塗膜形成が可能だ。衝撃からの保護、造形物の高強度化、防水施工、剥落防止、透明性により内部点検が容易で保守コスト削減につながるなど多くの利点があるコーティング剤として提案する。