繊維ニュース

旭化成/今以上の成長につなげる/産地とウィンウィンで

2026年01月28日 (水曜日)

 旭化成は26日、金沢市内で「マテリアル領域〈繊維〉 新春ご挨拶会」を開いた。工藤幸四郎社長はあいさつの中で、旭化成アドバンスと帝人フロンティアの経営統合について触れ、「一緒になってさらに強い会社を作る」と狙いを話した。

 旭化成アドバンスは近年、最高益を更新してきたが、「5年、10年を考えた場合、今以上に成長できるか」を視点にした決断と言い、統合をこれまで以上の成長につなげる考えを示した。

 あいさつの中で北陸産地との関係にも触れた。現状を「一社で成長するには難しい時代」「何が起こるか分からない時代」と捉え、「北陸産地と一緒になって発展していく」「ウィンウィンでやっていくことが大事」と話した。

 石川県繊維協会の山本一人会長(前多社長)は来賓のあいさつの中で、人材不足や原材料の高騰、合繊メーカーの構造改革などを背景に、現状を「(産地の)大きな転換期」と表現。旭化成アドバンスと帝人フロンティアの経営統合にも触れ、「お互いの強いところを掛け合わせて、さらなる発展を」と期待を込めるとともに、「われわれもこの転機を力にして、商品開発や販路開拓に力を入れ、さらなる発展を目指したい」と語った。