JIIPA/「ITF」開幕/日印の繊維連携強化を
2026年01月29日 (木曜日)
日印国際産業振興協会(JIIPA)主催、インドのアパレルとホームファッション(HF)の展示会「第17回インドトレンドフェア東京2026」(ITF)が、28日に五反田TOC催事場(東京都品川区)で開幕した。会期は30日まで。開会式兼セミナーに、駐日インド大使や繊維主要団体の代表が登壇。繊維・アパレル産業における日印協力の重要性を強調した。
同展にはインド各地から約85社が参加し、伝統的な綿素材・製品から最新の機能素材、サステイナブル製品まで幅広く紹介している。
ナグマ・M・マリック駐日インド大使は、インド経済が世界的に高い成長を続け、近い将来「世界第3位の経済大国になる」見通しを示した上で、日本市場との連携強化に期待を寄せた。PLI(生産連動型奨励金)制度などの投資支援策を紹介し、日本企業に対し「インドの成長機会を積極的に活用してほしい」と呼び掛けた。
アパレル輸出促進協議会(AEPC)のH・K・L・マグ会長は、インドの製造能力向上や環境対応の進展を説明。再生可能エネルギーの活用や排水ゼロシステム導入などESG対応、ユニクロ向け供給実績拡大やインドでのニッセンケン品質評価センターの協力などから「洗練された日本市場への適応力は高い」とアピールした。
ウール&ウーレン輸出促進協議会(WWEPC)のR・C・カンナ会長は、誠実さや信頼など日本の価値観に敬意を示し、「単なる商取引ではなく長期的パートナーシップを築きたい」と強調。インドの繊維産業が原料から製品まで一貫生産できる強み、安定的な供給力を訴えた。
各氏は、7月にインドで開催される繊維産業の大規模展示会「バラート・テックス2026」への参加も促し、両国の産業協力がさらに発展することへの期待を示した。





