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菅公学生服・岡山南校/プロバスケのユニフォームを企画/ホームゲームで披露

2026年01月30日 (金曜日)

 「産学連携実学体験プロジェクト」(MPS)に取り組む菅公学生服と岡山県立岡山南高校(岡山市)は今年度、岡山市と同県津山市を本拠地とするバスケットボールB3リーグクラブチーム「トライフープ岡山」のイベントユニフォーム企画に挑戦した。先日、岡山市内で開かれた同チームのホームゲームで、企画したユニフォームが公開され、試合でも着用された。

 黒色が好みだという選手からの意見も参考に、同県倉敷市児島地域で盛んなジーンズ産業や瀬戸内海をイメージした深い青色をベースカラーに採用。サブカラーには高貴さも感じさせるオレンジ色を使い、大人っぽさを演出した。

 サイドには太陽のデザインを取り入れた。太陽の丸は選手、観客と岡山とのつながりを表現。三角は同チームが3人で立ち上げられたということに由来する。ユニフォーム全体のイメージに合わせるために、太陽にはサブカラーのオレンジ色を採用した。このほか、細部のデザインや色合いにこだわった。

 同校服飾デザイン科の2年生38人が、昨年5月からスタートした計9回の講義、ワークショップを経て完成させた。生徒の一人は「デザインの規定があり、その中にきちんと収めるのが難しかったが、自分たちがやりたいデザインが組み込めて良かった」と話した。

 26、27日にシゲトーアリーナ岡山で開かれた山口パッツファイブとの試合で、ユニフォームが着用された。

 MPSは2014年に発足した。これまでに県内中学校の体操服や制服、同校の夏服の企画に取り組むなど、産学協同でキャリア教育を推進している。

 菅公学生服は24年、トライフープ岡山の運営会社の全株式を取得し、グループ化している。