VIATT/生活起点に27春夏提案/初のトレンドフォーラム
2026年02月02日 (月曜日)
ベトナム国際アパレル・繊維・繊維関連技術見本市「VIATT」は26~28日、ホーチミンのサイゴン展示・コンベンションセンターで開かれる。今回は同展として初の「ライフスタイル・トレンドフォーラム」を設け、27春夏に向けた分野横断型のトレンドを示す。
トレンドの監修には、アパレルやライフスタイル分野で実績を持つフランスのトレンド予測機関ネリー・ロディと、生活提案を軸に企画・表現を手掛けるクリエーティブエージェンシーのミューザティブが担当する。アパレル素材、ホーム・コントラクトテキスタイル、テクニカルテキスタイル・技術を横断し、生活全体を起点としたトレンド提案を行う。
総合テーマは「クラフツマンシップ」。従来の分野別トレンド提示とは異なり、働き方や余暇、創作活動といった人の行動や価値観を軸に据え、繊維製品や素材、技術の在り方を統合的に示す。サブテーマは①働く(TO WORK)②くつろぐ(TO RELAX)③楽しむ(TO HAVE FUN)④創る(TO CREATE)――の四つ。
「働く」では、都市生活の緊張を和らげる静けさや機能性を重視し、柔らかな風合いのサステナイブル素材やミニマルなデザインを提案する。「くつろぐ」は、天然素材を中心に軽やかで開放感のある表現を特徴とし、家庭用テキスタイルやリラックスウエア、循環型素材を用いた技術分野にも広げる。
「楽しむ」は、装飾性や華やかさを前面に出し、高付加価値素材や意匠性の高い製品を提案。「創る」は、個性や文化性を重視し、ヘンプや再生素材などを用いた表現や、デジタル技術との融合も視野に入れる。
会期中は、トレンドセミナーやフォーラム解説ツアーも実施する予定で、来場者に対し、より実践的な理解を促す。主催のメッセフランクフルト(香港)は「長年培ってきたトレンド発信の知見を、繊維バリューチェーン全体に広げる」としている。
日本からはクラウン工業、フジサキテキスタイル、クラボウ、マツオカコーポレーション、MNインターファッション、村田機械、柴屋、シキボウ、島田商事、スタイレム瀧定大阪、サンウェル、瀧定名古屋、田村駒、東洋紡せんい、豊島、ヤギなどが出展を予定している。
VIATTは、メッセフランクフルト(香港)とベトナム貿易促進庁が主催。アジア市場を背景に、素材、製品、技術を一体で提案する国際見本市として存在感を高めている。





