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ジェネレーションパスの機能繊維 アパレル向け販売強化

2026年02月05日 (木曜日)

 ジェネレーションパスは、自社グループで開発した機能性繊維のアパレル向け販売を強化している。2025年にリカバリーウエアでアパレル市場に参入し、業績を拡大させている。

 同社は電子商取引(EC)マーケティング事業が主力だが、商品企画関連事業で独自の機能性繊維を生かしたビジネスも拡大している。

 中国子会社の青島新綻紡貿易が、現地大学機関などと連携して研究開発した独自の機能性繊維を基に新製品を提案する。24年10月期にはラオスにも製造子会社を設立した。

 同機能性繊維は寝具市場向けを中心に展開してきたが、アパレル市場への提案を強化。25年10月期は、青島新綻紡貿易が開発したリカバリーウエアの受注が増加して業績の押し上げ要因の一つになった。

 アパレル向け販売の強化では、伊藤忠商事との間で「アパレル向け機能繊維の共同開発・販売に関する基本合意」も25年秋に締結している。ジェネレーションパスが素材設計と試作開発を担い、伊藤忠商事がアパレルブランド、SPA、OEMへの展開を担当。近年の記録的猛暑に対応する冷感素材をベースにし、26春夏での一部製品化と、27春夏での全面展開を目標にする。

 ジェネレーションパスは、東京証券取引所グロース市場に上場する。25年10月期の連結業績は、売上高165億円(前期比2・0%増)、営業利益1億1400万円(39・9%増)。ECマーケティング事業の売上高は横ばいの132億円、商品企画関連事業は32億円(11・3%増)。26年10月期にグロース市場からスタンダード市場への変更を予定する。