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ユニクロ/紫外線カットに商機/世界で夏の必需品へ

2026年02月05日 (木曜日)

 ユニクロは、日本やグローバル市場で紫外線(UV)カット機能を高めたウエアを投入する。猛暑が国内外で常態化し、さらに商機があると読む。2000年代初頭からUVカット機能のウエアを展開しているが、撥水(はっすい)性や接触冷感、トレンドをアップデートした商品を婦人、紳士、子供用で打ち出す。

 26春夏シーズンのUVカット機能について、同社の中野正海グローバルMD部長は「糸の段階から開発に関わり、しっかりアップデートした。猛暑対策は世界の課題。日本や世界でもUVカットの商品が求められている」と説明。同氏は欧州での就業経験から、人気が高まっているUVカットの商品に焦点を当てたという。

 投入に合わせ、広告宣伝も強める。夏の必需品として定番化する狙いもある。主力の「ウルトラストレッチエアリズムUVカットフルジップパーカ」(2990円)では、フード部分にバイザーを付属し日射しをよける仕様にした。パステル調のピンク、ブルーなどを展開し、カラーバリエーションを拡充。ファッション性を高めた「UVカットクルーネックカーディガン」(2990円)も特徴的で、コットン・レーヨン素材を使用した。

 東レの複合紡糸技術「ナノデザイン」を用いた、「ポケッタブルUVカットパーカ」(3990円)では撥水性が向上。しなやかな風合いと軽やかな着心地を両立させた。収納袋付きで携帯が可能。同じく東レの素材を採用した日傘では、30%の軽量化を実現した。遮熱機能に優れ、価格は従来の3990円から2990円に引き下げる。ユニクロ店内にはサングラスのコーナーを設ける予定で「UVプロテクションのキャンペーンも実施する」とした。

 ユニクロの26春夏シーズンのテーマは「ニューカラー、ニューシルエット」。コンパクトなトップスにボリューム感のあるボトムスを合わせるほか、その逆のバランスでスタイリングを構成する。シルエットの対比で、軽衣料のユニークなバランスを打ち出す。軽快なカジュアルウエアと都会的なスタイルも特徴で、シャツ類やデニム商材が充実する。