営業益過去最高を更新/旭化成4~12月
2026年02月05日 (木曜日)
旭化成の2025年4~12月期連結決算は売上高2兆2612億円(前年同期比0・1%増)、営業利益1739億円(6・2%増)、経常利益1796億円(17・7%増)、純利益1206億円(22・7%増)だった。ヘルスケアセグメントがリードし、営業利益は過去最高を更新した。
マテリアルセグメントは売上高9662億円(5・6%減)、営業利益500億円(21・5%減)だった。このうち繊維関連を含むカーインテリア事業は売上高1216億円(1・3%増)、営業利益63億円(24・3%減)だった。欧州での販売が堅調な一方、中国や北米での販売が減少した。コンフォートライフ事業は売上高1935億円(2・2%減)、営業利益141億円(17・4%減)。繊維関連はキュプラ繊維「ベンベルグ」とスパンデックス「ロイカ」はともに販売が計画を下回り、固定費増加で収益を押し下げた。子会社の旭化成アドバンスは順調だった。
通期は、売上高3兆650億円(前期比0・9%増)、営業利益2250億円(6・2%増)、経常利益2290億円(18・4%増)、純利益1450億円(7・4%増)を見込む。営業利益は2期連続で過去最高を更新する見通し。
〈構造改革費用などで最終赤字/帝人〉
帝人の2025年4~12月期連結決算(IFRS)は、売上収益6598億円(前年同期比12・7%減)、事業利益238億円(7・0%減)、税引き前損失558億円(前年同期453億円の損失)、純損失589億円(同509億円の利益)だった。アラミド事業や炭素繊維事業の構造改革費用の計上などから最終損益で赤字に転落した。
繊維・製品セグメントは、売上収益2585億円(2・8%減)、事業利益132億円(12・5%減)で減収減益。販売は全体的に堅調だったが、前年度に前倒し出荷があった中国向け生地販売が減少し、自動車関連も弱含んだ。
マテリアルセグメントは、売上収益2594億円(24・2%減)、事業利益4億8100万円(74・2%減)。複合成形材料の北米事業譲渡で売上収益が962億円の減収になった。
通期の業績予想は、売上収益8600億円(前期比14・5%減)、事業利益250億円(9・4%減)、純損失100億円(前期283億円の利益)。





