繊維ニュース

ゴルフウエアに参入

2026年02月06日 (金曜日)

 トンボは、ゴルフウエアに参入する。創業150周年を迎える同社の素材や縫製、設計の知見を生かしたジャケットを「ビクトリーゴルフウエア」ブランドとして打ち出す。クラウドファンディング(CF)サイト「マクアケ」で5日から販売している。

 美しいシルエットと運動性能を高い次元で両立するデザインに設計した。生地には、体操着にも使用する高機能素材「ピステックス001」を使う。通気度10cc以下の高い防風性を備え、軽量でありながら暖かい。小降りの雨にも対応できる撥水(はっすい)機能も付与した。伸縮性や制電性も備えるほか、ウエアが擦れる音も軽減する防音設計に仕上げた。

 英国紳士の風格を感じさせるハリントンジャケットのデザインを基に、スイングしやすい可動域と立体感を追求した型紙を採用した。袖下から脇線の距離が長く、「体幹をねじる」「腕を振る」といった動作時のストレスを軽減する。

 後ろ身頃はラグランスリーブで肩回りの可動域を確保した。ゆとりを持たせた構造のベンチレーションも肩回りの可動域保持を助ける。前身頃はセットインスリーブで、クラシックな印象に仕上げた。襟裏や袖口、裾にはフライス(編み地)を使い一体感を高めた。

 岡山県立大学(岡山県総社市)情報工学部人間情報工学科の人間動態学研究室で、ドライバーでのスイングスピードと再現性、パター動作時の使用感について検証。既製品と比べ、70%以上の人がヘッドスピードと再現性の向上、滑らかな動きを実感したという結果が出た。

 150周年限定のタータンチェックと、猟犬の歯を模したハウンドトゥースの2柄を展開する。