バーマグ/BCFの品質・生産性向上/全工程で糸張力可視化
2026年02月12日 (木曜日)
スイスの合繊用紡糸設備大手のバーマグは、BCF(バルク連続フィラメント)製造における糸張力を全生産工程でリアルタイム監視する新システム「ファイバーガードBCF」を開発した。ノイマグ製BCFライン向けで、昨年11月にシンガポールで開かれた「ITMAアジア+CITME」で発表した。
同システムは、新開発の糸張力センサーと専用ソフトウエアで構成。撚糸工程と巻き取り工程の間で糸張力を連続測定し、設定値からの偏差を検知すると、自動的に工程条件を補正する。張力変動を抑制することで、品質の安定化、ロス削減、生産効率向上につなげる。
現行のノイマグ製BCF全機種に対応し、既設のBCFS8機にも後付け可能。オペレーターは操作・表示画面を通じてライブデータを確認でき、警報やレポートの閾(しきい)値設定、自動調整機能の有効化を行える。ドッフィング(巻き取りパッケージの交換)工程では、顧客ごとに基準となる糸張力カーブの設定にも対応する。
同社は、センサーによる定量監視とインテリジェントな制御を組み合わせることで、BCF生産における工程再現性の向上と持続可能性の強化を図るとしている。





