繊維ニュース

テントに水素製造設備/太陽工業

2026年02月17日 (火曜日)

 テント・膜構造物大手の太陽工業(大阪市淀川区)の伸縮式テントが、2025年10月に稼働を開始したグリーン水素製造設備「グリーン水素パーク―白州―」(山梨県北杜市)で採用された。

 今回採用されたのは、蛇腹のような伸縮機能を持つ膜構造物。保管物の入出荷を効率化できるだけでなく、大型車両の出入り、長尺物や重量物の出し入れがクレーン作業でスムーズにできる。内部の機器のメンテナンスにクレーン作業が必要なことから、今回の採用に至った。

 同施設は山梨県と、東レや東京電力ホールディングスなど技術参画企業10社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業として推進するプロジェクトの一環。サントリー天然水南アルプス白州工場に隣接して建設された。再生可能エネルギー由来の電力を使い、水を電気分解して水素を製造するP2G(パワーtoガス)システムの実証実験を行っている。