「ザ・メーカーズ・ アパレルショー」の注目企業①
2026年03月03日 (火曜日)
グローバル拠点や短納期訴求
中国や東南アジアの有力アパレルOEM・ODM企業が集結する商談会「第5回ザ・メーカーズ・アパレルショー」が、3月に東京と大阪で開催される。東京会場は10、11日に東京国際フォーラムで約70社が出展。大阪会場は12、13日にマイドームおおさか(大阪市中央区)で約60社が出展する。本連載では、同展の注目出展企業を紹介する。
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エチオピアに自社工場/上海飛船進出口(東京会場ブース番号053)
2013年創業。セーターやマフラー、帽子などニット製品全般を専門とする製販一体型企業だ。欧米市場を中心に展開してきたが、満を持して日本市場への本格参入を果たす。
強みは、アフリカ・エチオピアに保有する大規模な自社工場だ。東南アジアにも提携工場を持ち、高度に自動化されたサプライチェーンを構築している。海外拠点を活用した高いコスト競争力に加え、各国の関税メリットも享受できる。
日本展開に当たっては、欧米での豊富な実績に加え、厳しい日本の品質基準に応える全数検品体制を完備。1色50~100枚からの小ロット生産にも対応する。今回展では、中・高級ブランド向けのセーターと帽子などを提案する。
高度な2次加工に強み/威海領晟進出口(東京会場同037/大阪会場同04)
23年設立ながら、対日貿易経験が豊富なスタッフを擁し、売上高の95%を日本市場が占めるアパレル商社。ストリートファッションを得意とする。
特徴は刺しゅうやプリント、製品洗い、スタッズ、ビーズ加工といった2次加工の豊富なバリエーションと技術力だ。専門チームによる生地提案からデザイン、スタイル提案まで行うODM能力も備える。
最小50枚からの小ロット生産に特化し、追加オーダーは最短30日以内で完了。
今回展では、ストリートファッションのバイヤーやセレクトショップ向けに、付加価値の高い加工技術を駆使した新製品を披露する。
「リピート15日」のセーター/威海皓特紡織(東京会場同014)
19年創業で、セーターが主力の貿易会社。売上高の100%が日本向けで、百貨店アパレルやファッション量販店など、大手顧客と信頼関係を持つ。
特筆すべきは、ニットカテゴリーにおいて「最小ロットなし」という柔軟さと、追加オーダーを15~20日間で納品する驚異的な短納期対応だ。糸の開発から自社で手掛けるODM提案力にも定評があり、再生素材やオーガニック、接触冷感といった機能性糸の商品群も充実している。
今回展では、セーターをベースに他素材を組み合わせたハイブリッドなデザインを打ち出す。軽量で質感が高く、日本のトレンドを反映した新作製品を中心に提案する。





