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ユニクロ/100万点以上のヒートテック寄贈/世界28の国と地域で

2026年03月03日 (火曜日)

 ユニクロは2月27日、世界の難民や子供たち、災害被災者など困難な状況にある人々を支援する活動「The Heart of LifeWear」において、2025年度のヒートテック寄贈が100万点を超えたと発表した。同活動は24秋冬から実施し、24年度も100万点規模の支援を行っている。

 25年度は世界28の国と地域で配布。グローバルパートナーシップを結ぶ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの要請を受け、シリアの帰還民にヒートテック50万点を寄贈。UNHCRの発表では、24年12月のアサド政権崩壊後、既に135万人の難民が主に周辺国からシリアに帰還しているという。多くの人は極寒の中で不安定な生活を強いられており、ユニクロは「安全で尊厳のある生活に貢献することを目指した」としている。

 さらに50万点以上のヒートテックを、全世界のユニクロ事業から災害被災者、ホームレス、貧困層、社会的に困難な状況にある子供たちなど必要とする人々に届けた。

 日本国内では25秋冬に、児童養護施設や病気療養中の子供と家族、災害被災者、障害者などに計10万点のヒートテックを寄贈している。令和6年能登半島地震において、被災者が避難する石川県能美市に同県穴水町出身の北陣親方ほか、同県出身親方、力士とともに訪問し、ヒートテックを直接届けている。

 柳井康治ファーストリテイリング取締役グループ上席執行役員は「寄贈できたのは、UNHCR、国際NGO、東レ、各取引先、グローバルブランドアンバサダー、ユニクロ従業員など皆さまの協力のおかげだ」とコメントしている。