「ザ・メーカーズ・ アパレルショー」の注目企業③

2026年03月05日 (木曜日)

独自技術で付加価値提案

ニット小物を最短3週間で/無錫永易紡織科技(東京会場07、大阪会場09)

 2003年創業のニット小物メーカー。靴下、手袋、帽子、マフラーなどの製販一貫体制を敷き、年産2500万点の規模を持つ。日本の大手SPAとの取引で培った品質管理に加え、デジタル技術を活用した生産管理による納期短縮が強みだ。

 日本の文化や審美眼に合わせた迅速な製品アップデートが可能で、1型500足からの小ロットに対応。リピート注文は発注から出荷まで最短3~4週間という高い機動力を持つ。

 今回はサステイナブル素材に加え、カシミヤやアンゴラなどの高級混紡素材を提案。大手セレクトショップなどの開拓を目指す。

日本特化の柔軟な提案力/威海騰川進出口(大阪会場25)

 23年設立。日本向けに特化した新興貿易会社。衣類から雑貨まで幅広く手掛け、高感度ブランドからライフスタイルショップ向けまで多彩な実績を持つ。

 強みは、衣類と雑貨を組み合わせたセット商品を企画・提案できるODM能力。専門チームが素材開発から携わり、100枚からの小ロット生産にも柔軟に応じる。追加注文は25~30日で供給可能だ。

 製品洗いや緻密な刺しゅう、プリントといった加工を得意とする。今回の出展では、加工感にこだわった付加価値の高い製品を日本の商社やブランドへ打ち出す。

「目新しい生地」を武器に/南通黒鳥国際貿易(東京会場16)

 18年設立。江蘇省南通市に自社工場を持つ製販一体型企業で、メンズの織物カジュアルウエアを主力とする。日本と欧州の売り上げ比率は各50%だ。

 最大の武器は、新しく斬新な生地の提案力。専門の生地開発・デザインチームが、素材段階から他社との差別化を図るODM提案を行う。

 500枚からの小ロットに対応し、特にリピート生産の速さには定評がある。日本市場でのサステ意識の高まりを受け、今後は環境配慮型製品の生産も順次拡大していく。

 今回は、独自開発の生地を用いたメンズウエアを訴求し、直接取引の拡大を狙う。

 「ザ・メーカーズ・アパレルショー」は10、11日に東京国際フォーラムで、12、13日にマイドームおおさか(大阪市中央区)で開催。