ベリーテックス/上海で日本の技術訴求/海島綿や「オクタ」で差別化
2026年03月06日 (金曜日)
ニット系開発のベリーテックス(東京都港区)は「インターテキスタイル上海アパレルファブリック2026春展」(11~13日)で、「いまだ世界がまねのできない日本の技術」をテーマに打ち出す。特殊異形断面糸やアメリカンシーアイランドコットンなど、日本の技術と高付加価値な素材を訴求する。
同社はニット糸の開発・販売、製品生産を手掛け、原料から製品まで一貫して対応できる体制が強み。日本向け製品OEM、中国生産のニット糸販売、中国内販を事業の柱とする。
今回展で打ち出すアメリカンシーアイランドコットンは「繊維の宝石」と評される高感性な海島綿を日本で紡績、「全ての超長綿の原点」の魅力を引き出した。
一方、機能性素材として「オクタ」を出展。軽量感と吸汗速乾性に優れたポリエステル素材で、中空糸に8本の足を放射線状に配列したタコ足型断面を持ち、機能性を向上させている。
中国の関連会社としてニット糸の内販と日本向け販売、原料の内販を担う上海依和越と上海依蘭亭を持つ。内販に手応えを感じながら「まだ知られていない日本の良いものがたくさんある」と開拓に注力していく方針。
課題として、日本製の品質と価格のバランス、中国で普及している電子商取引(EC)向けの小ロット対応などを挙げる。





