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東洋紡せんい 26春夏寝装向け30%増

2026年03月10日 (火曜日)

 東洋紡せんいのマテリアル事業部ライフマテリアルグループ寝装チームは、26春夏向け寝具寝装素材・製品販売の数量が前春夏比30%増と伸びた。高い接触冷感機能を持つ超高強力ポリエチレン繊維「ツヌーガ」使いを中心に拡大。27春夏向けで冷感機能を持つ新たな長短複合紡績糸も投入する。

 春夏向けは接触冷感系が柱。ツヌーガ100%生地「アイコールド」や、ツヌーガとレーヨンの長短複合紡績糸「アイスデラックス」、ツヌーガ100%糸をそろえ、糸、生地、製品で展開する。

 25春夏は接触冷感寝具が苦戦した販売チャネルが26春夏向けで計画数を減らすなどの慎重さも見られたが、新たな別注受注やアイテム数の拡大などで販売を伸ばした。

 速乾ポリエステル生地「速衣」(ハヤイ)も“洗濯時短”寝具へ採用された。速衣は特殊な弾発性を持つ凹凸の少ないストレートヤーン構造で、水分の余分なたまり場を少なくし、滑らかな水分の移動と拡散を実現。冷感以外の素材にも力を入れて拡販へつなげた。

 27春夏向けでは、得意の長短複合紡績技術を生かし、レーヨン短繊維60%と特殊ポリエチレンフィラメント40%を複合した22番手単糸「アイスグラス」(仮称)を投入する。海外で紡績する。「より使いやすいように(糸を従来より)細くし、コストも抑えた」とし、重点的に拡販する。